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高麗人参のもつ効能と効果について

古来より万病の要薬として知られている高麗人参

イメージ:高麗人参

高麗人参の和名(日本名)は御種人蔘(オタネニンジン)とも言いますが、そのほかにも朝鮮人蔘などのさまざまな名前で呼ばれてきました。
このようにたくさんの呼び名があるのは、広く長く人々に愛用されてきた証であるとも言えます。
高麗人参の歴史は古く、中国最古の薬物書である「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)にも記されているように、2000年も前から健康のために用いられてきました。
この神農本草経には、さまざまな薬物がその作用によって上薬・中薬・下薬の3つに分類されていますが、高麗人参は、健康維持のために長く使用して良いと言われる上薬に分類されています。

高麗人参のはたらき

中国最古の薬物書『神農本草経』には、高麗人参のはたらきについて、次のように紹介されています。

『五臓を補い、精神を安んじ、魂魄を定め、驚悸(驚かされたときのような動悸)を止め、邪気を除き、目を明らかにし、心を開き、智を益するを主る。久しく服用すれば身を軽くし、年を延ばす』と…

仕事や人間関係等、私たちをとりまく環境にはストレスが溢れ、抱え込んだ心の悩みは様々な形で身体にも悪影響を及ぼします。こんなストレスの多い私たち現代人に、心と身体の両面を健やかに保つ高麗人参は、健康対策として大いに役立てることができるものと言えます。

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高麗人参からできる「紅蔘」の特長とは

高麗人参は、その加工方法によって大きく「白蔘」と「紅蔘」に分けられます。
「白蔘」は、高麗人参の皮を剥いでそのまま乾燥したもので、見た目が白いことから“白蔘”と呼ばれています。一般的に人参と呼ばれるものは、この白蔘です。
一方「紅蔘」とは、高麗人参を皮付きのまま高温で2~3時間蒸して乾燥することで出来上がります。皮ごと蒸すことで紅色に変わることから、“紅蔘”と呼ばれています。

血流を良くする「紅蔘」

イメージ:アミノ酸誘導体グラフ

この紅蔘の特長は、高麗人参から紅蔘を造る過程で出来る成分の違いにあります。
高麗人参を蒸して繰り返し熱を加えると、アミノ酸(アルギニン)と糖分(グルコースやフルクトース)が結合し、AFG(アルギニル-フルクトシル-グルコース)AF(アルギニル-フルクトース)などのアミノ酸誘導体が作られます。
実際にこれらの成分を測定してみますと、乾燥させただけの白蔘に比べ、紅蔘にはより多くのAFGが含まれていることが分かります。
そして、このAFGは、体内で末梢の血管を拡張するように働くことから、紅蔘は血液の流れを良くする働きがあると言えるのです。

イメージ:生姜

優れた品質の紅蔘だけを厳選して使用

紅蔘の主な産地は日本・中国・韓国です。
そして、これらのうちでもとりわけ韓国産の6年根(6年間栽培した人蔘)は、品質が良いと昔から高く評価され、珍重されてきました。
しかし弊社にて、ニンジンサポニンやアミノ酸、アミノ酸誘導体であるAFGといった成分がどれほど含まれているかを測定したところ、この韓国産の紅蔘が必ずしも成分を多く含んでいるというわけではないことが分かっています。
そこで弊社では、韓国産紅蔘はもちろん、日本産・中国産の紅蔘の中でも、これらの大切な成分を豊富に含む、優れた品質のものだけを厳選し、製品に使用しています。